はじめに
賃貸不動産の経営や管理は、入居者募集・家賃管理・修繕対応といった実務に加え、多様な行政手続きが求められます。
実際に私は札幌市で長年、不動産管理・ビル管理業務に従事し、その中でオーナー様や管理会社が抱える法務手続きの煩雑さを何度も目にしてきました。
その経験をもとに、現在は厚別区を拠点とする行政書士として、現場目線のサポートを行っています。
賃貸不動産管理に必要な主な行政手続き
- 賃貸住宅管理業の登録
2021年施行の「賃貸住宅管理業法」により、管理戸数200戸以上では国土交通大臣への登録が必須。
5年ごとに更新が必要で、専任の業務管理者を置く必要があります。
- 宅地建物取引業免許
仲介や転貸を行う場合には、宅建業免許が必要です。
北海道内のみ → 北海道知事免許
複数都道府県で営業 → 国土交通大臣免許
- 消防関係の手続き
集合住宅・テナントビルは消防設備点検報告が義務。
消火器や火災報知設備の設置・点検を行い、札幌市消防局へ定期的に報告します。
- ビル管理法に基づく手続き
延べ床面積3,000㎡以上の建物を管理する場合は、建築物環境衛生管理技術者の選任と保健所への届出が必要。
空気環境測定や水質検査などの衛生管理も欠かせません。
- 契約関係の整備
トラブル防止には、契約書の整備が必須です。
賃貸借契約書の作成・リーガルチェック
更新・解約の合意書作成
滞納家賃対応の内容証明作成
行政書士によるサポートの強み
札幌市厚別区の加藤昌史事務所では、不動産管理業界で培った現場経験を活かし、以下のようなサポートを提供しています。
✅ 賃貸住宅管理業登録申請の代行
✅ 宅建業免許(新規・更新)の申請支援
✅ 消防・ビル管理法関連の書類作成・提出代行
✅ 賃貸借契約書・内容証明郵便の作成
「机上の理屈ではなく、現場の実務を理解した行政書士」として、オーナー様や管理会社様が本業に専念できるよう全面的にサポートします。
まとめ
賃貸不動産管理の行政手続きは、複雑かつ見落としがちな義務が多いのが実情です。
厚別区で不動産管理をされている皆さまにとって、法務面の安心を確保することは、入居者との信頼関係や安定経営に直結します。
札幌市厚別区での不動産管理のことなら、不動産管理経験を持つ行政書士にぜひご相談ください。