札幌市内で補助金申請をサポートしていると、意外と多くの方が同じつまずき方をしています。どれも小さな「見落とし」ですが、採択・不採択を左右する重要ポイントばかりです。ここでは、札幌の事業者が特に注意すべき落とし穴をまとめます。

1.事業計画の“自己満足”化

補助金は「採択する価値がある事業か」が評価されます。
ありがちな失敗は、“想い”だけが先行して実務的な裏付けが弱いこと。

よくある例

市場分析が「なんとなく」になっている

数字の根拠が薄い(売上見込みが希望だけで構成されている)

競合比較が不足

補助金は「想い」より「実行可能性」「市場妥当性」が命。
札幌の商圏データを含め、客観的な数字で裏付けることで採択率は確実に上がります。

2.経費区分の誤り

補助金は使える経費が厳格です。
札幌市でも、国の制度でも、不適切な経費が含まれているだけで不採択のケースは珍しくありません。

典型的なNG例

事業と関係の薄い備品やパソコン

交際費

事前に契約してしまった経費(補助金決定前は原則NG)

特に札幌市の場合、業種によって適用される補助制度が細かく分かれるため、早めに専門家へ確認するのがおすすめです。

3.スケジュール管理の甘さ

札幌市の補助金は、「受付開始と同時に申請が殺到する」ことが多いのが特徴です。
書類不備で差し戻され、そのまま締切に間に合わない…という例は毎年あります。

対策としては、最低でも締切の2週間前に申請準備を完了させること。
書類作成と添付資料収集には想像以上に時間がかかります。

▼次に取り組むべきこと

・使えそうな補助金を洗い出し
・要件と対象経費のチェック
・事業計画の骨格を作成

必要であれば、申請書のブラッシュアップもお手伝いできます。

行政書士 加藤 昌史事務所