「遺言書は本当に必要なの?」
「まだ元気だから今は必要ないのでは?」

このようなご相談をいただくことが少なくありません。

実際には、遺言書を作成することで防げる相続トラブルは非常に多くあります。

特に札幌市では、自宅や賃貸マンション、土地などの不動産を所有している方も多く、遺言書があるかどうかで相続手続きの負担が大きく変わるケースがあります。

この記事では、札幌市で遺言書を検討している方に向けて、行政書士が分かりやすく解説します。

遺言書とは?

遺言書とは、自分が亡くなった後に財産を誰へどのように相続させるかを意思表示する法的な書類です。

例えば、

自宅は妻へ
預貯金は子どもへ
お世話になった人へ財産を残したい

など、自分の希望を法的効力のある形で残すことができます。

遺言書を作成したほうがよい人

次のような方は、遺言書の作成をおすすめします。

① 不動産を所有している方

相続財産の中で最もトラブルになりやすいのが不動産です。

土地や建物は現金のように簡単に分けることができません。

例えば

自宅
賃貸マンション
アパート
駐車場
土地

などがある場合は、遺言書で承継先を決めておくことで相続人同士の話し合いを減らすことができます。

② 子どもがいない夫婦

子どもがいない場合、配偶者だけでなく兄弟姉妹などが相続人になるケースがあります。

そのため、

「妻にすべて残したい」

という希望があっても、遺言書がなければそのとおりにならない可能性があります。

③ 再婚している方

前妻・前夫との間に子どもがいる場合は、相続関係が複雑になります。

遺言書があることで、財産の分け方を明確にでき、家族間のトラブル防止につながります。

④ 相続人同士の仲があまり良くない

兄弟姉妹の仲が悪い場合や、長年疎遠になっている場合は、遺産分割協議が難航することがあります。

遺言書があることで、相続人の負担を大きく軽減できます。

⑤ 事業や賃貸不動産を経営している方

事業用資産や賃貸マンションを所有している場合は、誰が経営を引き継ぐのかを明確にしておくことが重要です。

経営の空白期間を防ぐためにも、遺言書の作成をおすすめします。

遺言書がなくても問題ないケース

次のような場合は、比較的相続トラブルが起こりにくい傾向があります。

財産が少ない
不動産を所有していない
相続人が一人だけ
家族全員の関係が良好

ただし、将来的に財産状況や家族構成が変わることもありますので、一度専門家へ相談することをおすすめします。

遺言書がないと起こりやすいトラブル
不動産が売却できない

相続人全員の同意が必要になるため、売却まで長期間かかることがあります。

預金がすぐに使えない

金融機関では相続手続きが必要になります。

生活費や葬儀費用の支払いに影響することがあります。

遺産分割協議がまとまらない

一人でも反対すると手続きが進まなくなることがあります。

家族関係が悪化する

相続をきっかけに何年も連絡を取らなくなるケースも珍しくありません。

相続手続きが長期化する

書類収集や協議に半年以上かかることもあります。

遺言書には2つの代表的な種類があります
種類 特徴
自筆証書遺言 自分で作成でき費用を抑えられる
公正証書遺言 公証人が作成し、安全性が高い

当事務所では、公正証書遺言の作成サポートをおすすめしています。

行政書士へ依頼するメリット

行政書士へ相談することで、

財産調査
相続関係の整理
遺言内容の検討
必要書類の収集
公証役場との調整
公正証書遺言作成のサポート

まで一貫して対応できます。

「何を書けばよいか分からない」という方でも安心です。

よくある質問
Q. 何歳から遺言書を作れますか?

15歳以上で判断能力があれば作成できます。

Q. 一度作った遺言書は変更できますか?

はい。何度でも作り直しや変更が可能です。

Q. 公正証書遺言が必ず必要ですか?

必須ではありませんが、紛失や無効のリスクが少ないため、多くの方に選ばれています。

札幌市で遺言書作成をお考えの方へ

遺言書は「財産を残すための書類」ではなく、残されたご家族への思いやりを形にするための書類でもあります。

早めに準備しておくことで、相続人の負担を減らし、ご自身の意思を確実に伝えることができます。

当事務所では、札幌市を中心に遺言書作成や相続手続きに関するご相談を承っております。不動産管理業界で20年以上培った実務経験を活かし、不動産を含む相続についても分かりやすくサポートいたします。

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