相続のご相談を受けていると、内容は違っても
「多くの方が同じところでつまずいている」ことに気づきます。

特に札幌市および近郊では、

  • 不動産が絡む
  • 相続人が複数いる
  • 道外在住の家族がいる

といった事情が重なり、相続が“止まりやすい”傾向があります。

この記事では、相続で特に多い3つの困りごとと、
それぞれに対する現実的な解決策を、行政書士の実務視点で解説します。


困りごと① 何から手を付けていいか分からない

よくある声

  • 「親が亡くなったが、最初にやることが分からない」
  • 「役所・銀行・不動産…どこに行けばいいのか不明」
  • 「期限があると言われて焦っている」

相続は、死亡届を出した直後から
戸籍収集・相続人調査・財産確認など、やることが一気に発生します。
この段階で整理できないと、

  • 手続き漏れ
  • 無駄な往復
  • 家族間の認識ズレ

が起きやすくなります。

解決策:全体像を先に整理する

最初に行うべきなのは、
「誰が・何を・どこまでやる必要があるのか」を一覧にすることです。

行政書士に相談すれば、

  • 相続人関係の整理
  • 必要書類と期限の洗い出し
  • 他士業が必要かどうかの判断

を一度で整理できます。

👉 早い段階で全体像が見えるだけで、相続の負担は大きく下がります。


困りごと② 相続人同士の話し合いが進まない

よくある声

  • 「兄弟で意見が合わない」
  • 「誰が不動産を相続するか決まらない」
  • 「話題にすると空気が悪くなる」

札幌では、不動産を含む相続が多いため、
感情と現実のバランスが崩れやすいのが特徴です。

「平等に分けたい」という気持ちから、
安易に共有名義にしてしまい、
後で身動きが取れなくなるケースも少なくありません。

解決策:第三者を入れて整理する

行政書士は、

  • 誰かの味方になる
  • 判断を強制する

立場ではありません。

事実関係と選択肢を整理し、
冷静に話し合うための材料を整える役割です。

  • 不動産を誰が取得するか
  • 売却・賃貸・保有の選択肢
  • 将来の二次相続への影響

を文書で可視化することで、
感情的な対立を防ぎやすくなります。


困りごと③ 書類作成や手続きが不安

よくある声

  • 「遺産分割協議書を自分で作って大丈夫?」
  • 「ネットのひな型で足りるのか分からない」
  • 「後から無効にならないか心配」

相続書類は、
一度作るとやり直しが難しいものが多く、
記載内容によっては将来のトラブルにつながります。

解決策:将来を見据えた書面作成

行政書士が作成する遺産分割協議書は、

  • 法的に有効
  • 金融機関・登記手続きで使える
  • 将来の相続まで想定した内容

を前提に設計します。

特に不動産がある場合は、
「今だけでなく、次の世代で困らないか」という視点が重要です。


相続は「困ってから」より「整理してから」

相続の悩みは、
放置すると自然に解決することはほとんどありません。
一方で、
早めに整理するだけで、驚くほどスムーズに進むケースも多いです。

「まだ具体的な手続き段階ではない」という方でも構いません。
相続の全体像を整理するところから、専門家を活用してください。


札幌で相続にお困りの方へ

当事務所では、

  • 相続人調査・戸籍収集
  • 遺産分割協議書作成
  • 不動産を含む相続手続きの整理

まで、状況に応じたサポートを行っています。

専門家への取次・連携フロー(当事務所が窓口になります)

相続手続きは、内容に応じて複数の専門家が関わることがあります。
当事務所では行政書士が最初の窓口となり、状況を整理したうえで、必要な専門家へ取次・連携を行います。

相続サポートの全体フロー

1.ご相談(行政書士)
 相続人関係・財産内容・お困りごとを整理

2.業務の切り分け・方針決定
 どこまで行政書士で対応できるかを明確化

3.必要に応じて専門家へ取次・連携
 ※無理に業務を進めることはありません


司法書士との連携(登記関係)

  • 不動産の相続登記(名義変更)が必要な場合
  • 相続登記義務化への対応が必要な場合

👉 行政書士が事前に相続関係・書類を整理するため、登記手続きがスムーズに進みます。


税理士との連携(相続税関係)

  • 相続税の申告が必要な場合
  • 不動産評価・相続税額の試算が必要な場合

👉 「申告が必要かどうか分からない」段階から整理し、必要な場合のみ税理士へ取次します。


弁護士との連携(紛争・法的判断)

  • 相続人同士で紛争・対立が生じている場合
  • 相続放棄・限定承認を正式に進める場合
  • 調停・訴訟など法的対応が必要な場合

👉 争いになる前の段階で整理できるケースも多く、早めの相談が有効です。


不動産仲介業者との連携(売却・活用)

  • 相続不動産を売却したい場合
  • 賃貸・管理・活用方法を検討したい場合

👉 名義・権利関係を整えたうえでつなぐため、売却や活用がスムーズに進みます。


当事務所が窓口になるメリット

  • どの専門家に相談すべきか迷わなくて済む
  • 事情説明を何度も繰り返す必要がない
  • 相続全体を俯瞰したサポートが受けられる

相続は「誰に頼むか」よりも、最初にどう整理するかが重要です。
当事務所が全体調整役としてサポートします。

初回相談では、
「何に困っているのか」「何から始めるべきか」を丁寧に整理します。

まずはお気軽にご相談ください。

行政書士 加藤 昌史事務所